大人の大学
☆もう一度、勉強してみませんか?☆
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部下は上司を選べない
娘:「ママ、週末○○ちゃんの家に泊まりに行っていい?」
母:「いいわよ。」

娘:「パパ、週末○○ちゃんの家に泊まってくるね。」
父:「ダメに決まってるだろう。」

娘:「え、でもママはいいって言ってたよ。」
父:「ママがいいと言っても、パパは許しません。」
娘:「・・・」

今どき親に許可をもらって外泊する子供がどれだけいるか分かりませんが、父親の言うことと母親の言うことが違うというのは、子供にとっては日常茶飯事ですよね。

では、みなさんは職場で複数の上司や先輩に異なる指示を出されて、混乱してしまった経験はありませんか?

実は、私が昨年からお手伝いさせていただいているシンクタンク(研究所)では、研究という業務内容のせいなのか、命令系統というものがまったく整っていません。

そのため、ある上司に指示されてやっていたことが、あとから違う人の指示でまったく意味のない作業になってしまう・・・そして部下はヤル気消失・・・なんてことも日常的に起こります。

それでそのうちメンバーは誰の指示も聞かずに勝手に自分でやってしまうようになり、それぞれのメンバーの成果はまったく整合性のないものに・・・

これは、明確なリーダーシップがない上に「命令一元化の原則」が守られていないため、組織が混乱している典型的な例かもしれません。

「命令一元化の原則」とは、「部下は1人の上司からのみ命令を受けなければならない」というごく単純、そして当たり前の原則です。しかし、組織にとっては非常に重要な原則だと思います。

異なった指示を出してくる上司が2人以上いる部下ほど、可哀想な人はいないかもしれません。どちらの命令を聞けばいいのか、どちらの顔を立てればいいのか・・・

単純に上司の職位で決めればいいのですが、部下に上司を選べというのは酷な話です。

私が子供の頃、「カレー味のウ○コと、ウ○コ味のカレー、どっちがいい?」なんていう「究極の選択」というのが流行りましたが、まさに「究極の選択」かもしれません。(下品ですいません・・・)

家庭で命令系統を整える必要があるかどうかは別として、職場では、部下が開き直って暴走してしまう前になんとかしてあげてください。

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どうする?アイフル・・・
悪徳街金のような取り立てを行っていたということで、アイフルが全店業務停止の行政処分を受けることになりました。

福田社長とは何年か前に一度お会いしたことがあるのですが、お話しを少し伺っただけで“有能さ”そして“オーラ”を感じることができる方でした。

この人は本当にスゴイ・・・と思わされた人の1人です。

しかし、やはりどんなに有能な人物が社長であっても、会社があれだけ大きくなると末端までコントロールするのは不可能ということなのでしょうか。

「経営のグリップが甘かった」という言葉から、大きな会社を率いていくことの難しさがにじみ出ているように思えます。

悪徳な街金との違いを必死で強調してきた大手消費者金融会社ですが、今回の事件は相当な痛手となりそうですね。

儲かっているということはニーズがあるということであり、それを満たしているということです。したがって、全体としては助かっている人の方が多いはず。

しかしこの業界では多くの場合、顧客側の立場が弱いということもあり、批判の対象になってしまうのは避けられないですね。

難しい問題です・・・みなさんはどのように考えますか?

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損失が損失を呼ぶ?
前回の記事で、直前に得をしている場合、人間はリスキーな選択肢を選んでしまう傾向があるということを説明しました。

http://inamura.blog42.fc2.com/blog-entry-23.html

では逆に、直前に損をしている場合は、どのような意思決定が行われるのでしょうか。

たとえば、みなさんが事業で1000万の損失を出していたとします。大変です。そこで目の前に次のような選択肢があった場合、どちらを選びますか?

1.確実に500万得られる
2.50%の確率で1000万得られるが、50%の確率で何もなし

先の損失がなければ一般的には「1」を選ぶ人が多いのですが、この場合は多くの人がよりリスキーな「2」を選ぶということが実験結果から分かっています。なぜでしょうか。

それは、提示されたそれぞれの選択肢が先の1000万の損失と合わせられて・・・

1.確実に500万の損失
2.50%の確率で損得なしで、50%の確率で1000万の損失

というように認識されるからです。「1」を選べば500万の損失は確定ですが、「2」を選べば損得ゼロになる可能性がある。

つまり、先の損失を取り戻せる可能性がある場合は、よりリスクの高い選択をしやすいということですね。一発逆転を狙ってギャンブルにはまる人の心理状態に似ているかもしれません。

では、先に1000万の損失があるという同じ状態で、今度は次のような選択肢を与えられたとします。どちらを選びますか?

1.何もなし
2.50%の確率で300万得られ、50%の確率で300万失う

この場合はさっきとは逆で、リスクの低い「1」を選ぶ人が6割以上になるという実験結果があります。リスクの高い「2」を選んでも先の損失を取り返せる可能性がないというのが原因です。

これらの実験結果をまとめると、人間は先に損をしている場合、一発逆転できると考えればリスクの高い選択肢を、一発逆転できそうもないと考えればリスクの低い選択肢を選ぶということになりますね。

ちなみにこれを「損益分岐効果」と言います。

現実世界では将来の収益や、それが起こる確率など正確には分かりません。ですから、結局はその人がどう予測するかによって、選択が異なってきます。

私は小心者なので一発逆転なんて無理だと思ってしまうのですが、ギャンブル好きの方は、一発逆転できると信じてはまっていくのかもしれませんね。

ただ、損失が損失を呼んでマイナスが膨らんでくると、今度はさらにリスキーな賭けで一発逆転を狙う・・・そして運悪く莫大な損失を抱えて最後には借金で首が回らなくなる・・・

なんてことにならない程度に楽しんでください。

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利益が損失を呼ぶ?
突然ですが質問です。次の2つの選択肢が与えられた場合、みなさんはどちらを選択しますか?

1.何も取引しない(0円)
2.50%の確率で10,000円もらえるが、同じ確率で10,000円を失う

おそらく私も含めて多くの人は「1」を選ぶのではないでしょうか。以前紹介した「損失忌避」によって、多くの人はリスクを避けようとする傾向があるからです。

では、みなさんが思いがけず30,000円を手に入れたとします。その後でまた同じ2つの選択肢が与えられた場合、どちらを選択しますか?

1.何も取引しない(0円)
2.50%の確率で10,000円もらえるが、50%の確率で10,000円失う

おそらく多くの方が「2」のリスクの高い選択肢を選ぶでしょう。先に30,000円もらっているため、「10,000円くらいなら損してもいいか」と考えたのではないでしょうか。

実際に行われた実験でも、このような状況では8割近い人がリスクの高い選択肢を選んだということが報告されています。

このように、「先に得ている利得よりも次の段階の損失の方が小さい場合には、よりリスキーな選択肢を選ぶ」ことを、「ハウスマネー効果」と言います。

私が株を買う時のことを考えると、確かに前の取引でプラスが出ている時には、そのプラス分までは損をしてもいいかなぁと、次に買う銘柄を選ぶ際にちょっとだけ基準を甘くしているような気がします。

でも、本当に資産を増やし続けたいのであれば、先のプラスは忘れて改めて真剣に考えなければいけないはずですね。残念ながら、実際に私の資産は増えていません。幸い減ってもいませんが・・・

通常、意思決定というのは一度きりではなく、何度も繰り返されるものです。合理的な意思決定をしたければ、時には先の結果をきっぱりと忘れることが必要かもしれませんね。

ところで、先に得をしている場合とは対照的に、先に損をしている場合というのも考えられます。その場合はどのような意思決定が行われるのでしょうか。

ま、長くなりそうですので、それは次の記事で・・・

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