大人の大学
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責任はどこへ?
最近は、責任を取れないのに自分の権利ばかり主張する若者が増えていると言われます。

好き放題にやっておいて、結局は親が責任を取る・・・

まったくケシカラン!と思った大人の皆様。残念ながら、これは若者に限った話でもなさそうです。

部下の意見は聞かず自分の好きなように進めておいて、責任だけ部下に押し付ける上司・・・

意見を聞いてもらえず上の言う通りにやらされて、責任だけ取らされる部下・・・

「権限と責任を一致させる」

これは経営学でも相当昔から言われている基本的な原則です。

権限を与えるならそれに応じた責任を取らせる。

責任を求めるなら権限も与える。

当たり前のことですが、みなさんの会社では守られていますか?

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テーマ:ありえない! - ジャンル:就職・お仕事

偶然と必然の境目
突然ですが問題です。

Aさんの会社が初めて新聞広告を出しました。広告を出す前1年間の売上高は、1日平均50万円でした。それに対して、広告を出した次の日の売上高は60万円でした。

さて、これは広告の効果でしょうか。それとも単なる偶然でしょうか。どうすれば広告の効果があったと言えるでしょうか。

ヒントは、広告を出す前の50万円という売上高は「平均」であるということです。


今回は統計学的な考え方を簡単に説明してみます。

上の問題の場合、広告を出す前の一年間において、60万円という売上高を達成した日がどの程度あったかが重要です。

平均して50万円だったということは、もしかしたら41万円の日も63万円の日もあったかもしれません。(ちなみにこれを「分布する」といいます)

広告を出す前の一年間に売上高が60万円以上になる日が何日もあった場合、売上高60万円になるということは特に珍しいことではありません。

したがって、広告とは関係なく偶然起こったことである可能性も高い。

逆に、広告を出す前の一年間に売上高が60万円になることなんて一度も、もしくはほとんどなかったという場合、売上高60万円になったということは大変なことであり、偶然には起こりえないことが起こったということになります。

つまり広告の効果があったのではないかということ。

では、広告を出す前、売上高60万円以上の日が何日以下だった場合に、「ほとんどなかった」と判断すれば良いのでしょうか。

実は統計学においては「5%」というのが、重要な基準として最も多く用いられます。その他にも「1%」や「10%」という基準もありますが、「5%」の基準で見た場合、365日の5%、つまり18.25日というのが偶然と必然を分ける境目となります。

もし、広告を出す前一年間に売上高60万円以上の日が18日に満たなければ、広告を出すことによって「5%以下の確率でしか起こらないことが起こった」ことになります。

これは偶然ではない、つまり広告の効果があったのではないかということ。

今回の問題の場合、一見なんとなく広告によって売上高が10万円上がったように思えますが、本当に広告の効果があったのかどうかは単純には判断できないということですね。

世の中には魅力的な数字が溢れています。しかし、この考え方を覚えておけば、それらに踊らされなくなるかもしれません。

怪しい営業マンが来たら、これで撃退できるかも?

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テーマ:ビジネス - ジャンル:ビジネス

なぜ好きになる?
人はどのように人を好きになるのでしょうか。

人を好きになることを心理学では「好意形成」と言いますが、その好意形成に影響を与える要因は何でしょうか。容姿?服装?性格?趣味?頭脳?タイミング?

これまでみなさんが好きになった人のことを思い出し、感傷に浸りながら少し考えてみてください。

心理学では好意形成に影響を与えるものとして、5つの要因が挙げられています。それは①身体的魅力、②近接性、③類似性、④相補性、そして⑤好意の返報性です。

まず「身体的魅力」とは、そのまんま、見た目が好みかどうかということです。見た目よりも中身が重要とはいえ、やはり最初は見た目から魅力を感じることが多いはず。

次の「近接性」というのは、遠くにいる人よりも近くにいる人の方が好きになるということ。学校や職場で頻繁に顔をあわせる人と恋愛関係になるのは、これが大きいかもしれません。

そして「類似性」。これは、趣味や態度が似ている人とは仲良くなりやすいということです。同意を得られやすい、衝突しない、行動が予測しやすいというのが理由で、特に最初に仲良くなるためには重要な要因とされています。

ただし、この「類似性」の効果は長続きしません。つまり飽きてしまうということ。

そこで重要になるのが「相補性」。自分にないものを持っていて、足りない部分を補い合える人には、長く好意を抱き続けられるということですね。SとMの関係でしょう。

そして最後の「好意の返報性」。これは、自分に好意を持ってくれている人のことを好きになってしまうということ。したがって、好きになって欲しくない人には、少しでも勘違いさせてしまうような態度を見せない方が良さそうです。

これらを参考にすると、気になる人を落とすためには、まず見た目に気を使った上で、頻繁に接触する機会を作り、趣味や態度を合わせる。

それで少し仲良くなれたら、新しい部分を見せていく。そしてさりげなく自分が好意を持っていることを示していけばいいということになりますね。

ま、考えてみれば当たり前のことばかりですが、あえて意識することで何か変わるかもしれません。

ちなみに私自身は、過去を振り返って考えてみると②と⑤に弱い、つまり“単純”で“勘違いしやすい”幸せな人みたいです・・・

みなさんはどうでしょうか?

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