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団結力の負の効果
以前の記事で、集団の団結力を高めるもののひとつとして「敵の存在」というのを紹介しました。

http://inamura.blog42.fc2.com/blog-entry-11.html

自分たちの脅威となるような敵がいる場合、集団内部の細かい問題は後回しにされ、メンバーが協力して立ち向かおうとするというものです。

たとえばアメリカという国は常にどこかの国を敵視し、それを国民にも意識させることによって、国としてのまとまりを保とうとしているようにも見えます。

このように、集団を団結させる上で敵の存在を意識させるというのは有効な方法となりえます。しかし当たり前の話ですが、会社組織の中では時にこれが負の効果を持ってしまいます。

「セクショナリズム」の問題ですね。「あっちの事業部には負けられない」、「隣の支店に客を取られるな」といった声が、日常的に聞こえてくるような職場も少なくないのではないでしょうか。

適度な競争はもちろん必要ですが、本来協力すべき集団同士が互いを過度に敵視すると、共有すべき有益な情報や資源を集団内に抱え込んでしまうことにもなります。

また、他の集団から提供された情報や資源を、たとえそれが有益なものであったとしても、「ウチで作ったものではないから」という一言で切り捨ててしまうことにもなりかねません。

ちなみにこれを「NIH(Not Invented Here)症候群」と呼びます。

いずれにしても、個々の集団の最適化が優先され、全体の最適化が行われないという状況ですね。会社にとっては頭の痛い問題でしょう。

最近ではITの活用が重視され、多くの企業でITコンサルタントの営業トークに乗せられて、全社的な情報共有システムが導入されているかと思います。

しかし、システムによって部門間の心理的な壁が本当に取り除かれるかどうか・・・疑問ですね。もちろんまともなITコンサルタントは、その辺も考慮してくれるとは思いますが・・・

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テーマ:経営学 - ジャンル:ビジネス

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