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ルール変更は反則?
長野オリンピックのスキージャンプ団体で日本が金メダルを獲得した後、ヨーロッパ勢の圧力からかスキー板の長さに関するルールが変更されて、日本がなかなか勝てなくなったというのは有名な話ですね。

ルールの変更が競争に大きな影響を与えるということを示す分かりやすい例ですが、もちろん、これは企業間の競争でも同じです。

今では世界一のパソコンメーカーとなっているデル・コンピュータは、電気屋さんの売り場確保が決定的に重要だったパソコン業界に、顧客への直接販売という方法を持ち込んで一気に大手メーカーを追い越してしまいました。

直接販売によって流通在庫を抱える必要がなくなり、無駄なコストを削減することができます。また、顧客の要望に柔軟に対応することも可能になります。

ただ、そんなことは他のメーカーも簡単に理解できるはずです。にもかかわらず、大手メーカーがみすみす逆転を許してしまったのはなぜでしょうか?

それは、大手メーカーが独占していた電気屋さんの売り場や流通ルートが、思い切った直接販売への注力をためらわせたからだと考えられます。

大手であれば、多くの卸売業者や小売業者を子会社として抱えていたでしょう。直接販売に注力するということは、それらの子会社を処分するということになります。

また、子会社ではなくても長い付き合いのあった電気屋さんを切ってしまうことになります。そんなこと簡単にはできませんよね。

つまり、デル・コンピュータが導入した直接販売という新しいルールは、大手メーカーが持っていたそれまでの「強み」を「弱み」に変えてしまったということです。

まともに戦って勝てないならば、ルールを変えてしまえばいい。相手の土俵では戦わず、自分の土俵に引き込んでしまえばいいということですね。

相手にとって都合の良いように変えられたルールの中で、体格が不利にもかかわらず真面目に戦うというのも「日本人の美学」かもしれません。でもそれはスポーツでの話。

企業にとって競争に負けるということは、時に「死」を意味します。企業が倒産すれば社員も職を失います。「美学」でゴハンは食べられません。

スポーツでも企業間の競争でも、日本人はもう少しシタタカになっても良いように思いますが、どうでしょうか。

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テーマ:経営学 - ジャンル:ビジネス

コメント
この記事へのコメント
ウチも大企業に出来ないような商品をロープライスで提供しています。現在は業界シェア10%くらいですが1年で20%にするつもりです。
2006/02/19 (日) 20:34:46 | URL | monobaka #-[ 編集]
大企業ではできないけれど、確実にニーズがある分野って、意外と多いかもしれませんね。当たり前ですが、それに気づけるかどうか、そして気づいたときにmonobakaさんのように思い切って動けるかどうかが、成功失敗を分けるように思います。
2006/02/20 (月) 14:37:29 | URL | K. I. #-[ 編集]
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